プレイヤーとして伝統芸能の人たちと舞台に立つ機会はこれまでにもあったのですが、今日のように1人の観客として、しかも目の前で見るのは初めての体験。とっても贅沢でした。何よりも、松隠堂で見るというのが最高です。CDやYouTubeであれば、どこでも視聴することはもちろんできますが、歴史そのものが凝縮された空間の中で五感を働かせながらアートに接するのは、ここでしかできないこと。伝統芸能のディープさにあらためて開眼しました。(マーティ・フリードマン)

普段何気なく触れている、地元のことや茶について、新しく知ることも多く大変面白かったです。また新聞を書くための取材や記事の書き方などで多くのことを学ばせていただき、とても良い経験になりました。この経験を今後の「自分の思いを伝える」ということに活かしていきます。(山河優希)

今まで、伝統芸能というものを実際に見たことがなく、堅苦しいというイメージでした。ですが今回その場の雰囲気を味わってみて、思っていたよりも身近に感じられるものだと思いました。まだ、見たことがないという方は、ぜひ見てください!(吉田和紗)

今回の取材を通して、イベントに関わっている皆さんが伝統を愛し、私たちに伝承していこうという熱い思いが伝わって来ました。(市橋愛)

京都公演

京都府の山城地域は、日本茶の“ふるさと”。日常の食卓に欠かせない「煎茶」、今や世界で愛される「抹茶」、高級茶として名高い「玉露」のすべてがここから生まれました。
今でもその薫りは至る所に息づいていて、美しい茶畑、茶問屋街などの景観、お茶にまつわる儀式や祭りなどに出会うことができます。
お茶をテーマにした演目とあわせ、「日本茶800年の歴史散歩」に出掛けましょう!

今回の旅人 / マーティ・フリードマン

共演者同士が影響を受け合いながら、一つの曲を創り上げていく時間が好きです。

PROGRAMプログラム

落語「お楽しみ」

桂吉坊

座布団の上に座って喋るという独特のスタイルの中で、お客様のイメージを無限に引き出す工夫が多くある落語。言葉の重なりから産まれる世界をお楽しみください。

京舞 地歌「茶音頭」

舞 井上安寿子 三弦・歌 菊寺智子  箏 菊萌文子 

京都の地で発展した京舞。「茶音頭」は茶の湯にちなんだ曲で、歌詞にもお道具や銘柄などを縁語でつづりながら、男女の縁を描いています。

トーク「お茶と人と歌と」

坂本博司

長唄「越後獅子」

唄 今藤政子、今藤 和歌美 三味線 今藤長三朗、今藤敏之 笛 藤舎貴生 小鼓 中村壽慶 大鼓 中村翔哉 太鼓 藤舎清穂

「越後獅子」は文化8年(1811)に、歌舞伎舞踊の曲として一夜にして作曲された逸話を持つ、長唄の人気曲。越後から出稼ぎに出る大道芸の少年たちをモチーフに、越後風物を織り込んで唄います。三味線と囃子の掛け合いにもご注目!

PERFORMERS出演者

旅人

マーティ・フリードマン

ギタリスト・作曲家・プロデューサー。米国ワシントンD.C.出身。世界的ヘビーメタルバンドのギタリストとして度々来日し、日本通に。2004年に活動拠点をアメリカから日本へ移す。テレビ・ラジオ・CM・映画など様々な角度でマルチアーティストとして活動。趣味は日本語の勉強、旅行、ファッション。2016年11月より日本遺産大使。

●日本遺産のここが好き
日本遺産に認定された場所で知らなかった感動的な場所が多く、一つ一つ行きたいと思う。日本の魅力、日本の素晴らしさ、そして日本らしさを全世界に伝えられるように頑張りたい。

落語

桂吉坊

平成11年1月10日桂吉朝に入門、同年3月初舞台。高校を卒業後、桂米朝(人間国宝)の内弟子として修業、平成15年内弟子を終える。落語の他、古典芸能の舞台に関わり、歌舞伎や浄瑠璃の脚本なども手がける。落語家として生きていること自体が生業であり、それに関わる芸事全般が趣味と言っても良い。

●この仕事のここが好き
舞台は一瞬。藝は代々。

京舞

井上安寿子

京舞井上流家元井上八千代の長女。曾祖母・四世および五世八千代(いずれも人間国宝)に師事。京都造形芸術大学卒業。「葉々の会」主宰。八坂女紅場学園舞踊科教師。第50回なにわ芸術祭新進舞踊家競演会新人賞、平成27年度京都市芸術新人賞、平成28年伝統文化ポーラ賞奨励賞受賞。趣味は舞台鑑賞(歌舞伎、演劇、石見神楽など)。

●この仕事のここが好き
舞っている最中、お客様と同じ空気を共有できた瞬間が好きです。気の高ぶりを感じられた時が一番嬉しく、楽しい。

長唄三味線

今藤長三朗

昭和41年生。9歳にて、今藤佐之佑師に入門。昭和60年大阪芸術大学演奏学科長唄専攻入学。四世家元今藤長十郎、今藤和歌治郎、今藤尚之、人間国宝・今藤綾子(人間国宝)の各師に師事。平成元年今藤長三朗の名を許される。関西を中心に活動。長樂會主宰。趣味は茶道と江戸期から続く古典園芸。中でも「富貴蘭」や「松葉蘭」の栽培が楽しい。

●この仕事のここが好き
やはり、私自身が好きな曲目を演奏している時でしょうか。好きな曲の好きな部分に差し掛かった瞬間、幸せを感じます。又、共演者全員の息が、ピタリと合った時、何にも代えがたい快感です。

長唄

今藤政子

清元三味線方・清元美治郎の長女。東京都出身。長唄を伯父の今藤政太郎(人間国宝)に、囃子を祖母の藤舎せい子に師事。東京藝術大学邦楽科を長唄囃子専攻で卒業。以降は長唄唄方に専念。東京を中心に演奏会や舞踊会、NHK放送等に出演。国立音楽大学非常勤講師。長唄ひなの会同人。飲み食べ歩きとお笑い鑑賞が好き。

●この仕事のここが好き
共演者同士が影響を受け合いながら、模索し一つの曲を創り上げていく時間が好きです。演奏中、お互いの息や気配で会話しながら演奏が上手くいったときは、本当に楽しい!

藤舎貴生

邦楽囃子方・藤舎呂悦の長男。京都府出身。東京芸術大学音楽学部卒業。演奏、作曲、公演プロデュースと多岐にわたり活動。企画・作曲した口語体による三味線音楽CD「幸魂奇魂」(作詞松本隆、朗読市川染五郎、若村麻由美)にて第54回日本レコード大賞企画賞受賞。趣味は水草水槽(アクアリウム)、舞台鑑賞、創造、車、時計。

●この仕事のここが好き
美術品の様に半永久的に後世に残す事が出来ない舞台芸術。だからこそ、その一瞬に演者のエネルギーが集約し、咲き散る所に魅力を感じます。

小鼓

中村壽慶

邦楽囃子方・三代目家元中村壽鶴の長男。京都府出身。幼少より父および籐舎せい子(五代目籐舎呂船)に師事。17歳より演奏活動開始。2000年、二代目中村壽慶襲名。現在、関西を中心に歌舞伎や演奏会、日本舞踊の会等に出演。今秋、四代目家元中村壽鶴を襲名予定。仕事が好きなので、趣味も仕事。

●この仕事のここが好き
自分自身がとても満足のいく演奏が出来た時に、お客様から拍手や「良かったです」と声を掛けて頂いた時にはとても幸せな気分になります。

トーク

坂本博司(宇治市歴史資料館元館長)

京都市出身。現在も同資料館に勤務。江戸時代の宇治を扱った展覧会や普及事業に携わる。宇治茶は同館の主要テーマの一つ。著書に『大名と茶師』『緑茶の時代』(ともに同館発行)など。

●この研究のここが好き
昭和50年代前半に採録された“地域の年寄たちが記憶する歌”に出会ったのがきっかけ。思いのほか多様な音源は、肉声の主の寿命ともに消え失せてゆく定めにあることはすぐに見当がついた。新しいタイプの歴史資料との出会いであり、格闘のはじまりだった。でも気が付くと、テープの向こう側の彼らとの対話が、講演の定番の一つに加わっていた。

OVERVIEW開催概要

日時

2017年7月2日(日)12時30分開演

会場

京都府宇治市 黄檗山萬福寺・松隠堂

〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34

JR奈良線、京阪宇治線黄檗駅より徒歩5分

観覧料

無料

座席
お問い合わせ

公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会[略称:芸団協] 
160-8374 東京都新宿区西新宿6-12-30 芸能花伝舎
TEL03-5909-3060 FAX03-5909-3061
Emailtakaramono★geidankyo.or.jp
(★を@にしてお送りください)

主催

文化庁、公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会

 

共催

京都府

 

 

広報協力

近畿日本ツーリスト株式会社

協力

公益社団法人日本舞踊協会、公益社団法人上方落語協会、一般社団法人長唄協会、一般社団法人共同通信社

制作
チラシ
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